みなさんこんにちは。
副業ブログのaksyaです。
本日は
『SEO分析ツールの選び方とは?王道のSEO分析ツール3選も』
について解説していきます。サイトを運用するうち、なかなかWebサイトのアクセス数が増えなかったり、サイトからのコンバージョン(予約数やお問い合わせ、資料ダウンロード数など)が増えないと、「自然検索上での露出を増やさなきゃ!」とSEOにたどり着くマーケターは多いはず。 この記事では、世界で最も有名で、利用されている(と言っても過言ではない)3つのSEO分析ツールについて、特徴を紹介します。
自分の目的や条件に合ったツールを利用するようにしましょう。
※長い記事になりますので必要な箇所のみ、つまみ食いすることをお勧めします。
Table of Contents
はじめに
今回、王道なSEO分析ツールを3つ取り上げ、比較する上で、どのような意義があるか簡単に説明します。 多くのウェブマーケターは、自社サイトを運用する中で、どのような分析を行い、課題を見つけ、改善を行うべきなのかわからないでしょう。 そんな時、世界的に使われているSEO分析ツールを選択するメリットは次のとおりです。
- 利用者が多いツールベンダーが提供する分析ツールは、膨大な利用者から集まるデータによって、より正確な分析が可能なツールである
- 利用者が多いため、ツールの利用におけるノウハウがインターネット上にたくさんある
- 利用者が多いツールは多くの有用な機能追加やアップデートによってより使いやすさや汎用性が高い、もしくは高まる可能性が高い
- ツールベンダーがツール利用者に提供している情報も、膨大なデータから得られたものであり、信頼できる可能性が高い
これらの理由から、どうしても利用したい機能が無い、使い慣れているツールが別にあるといった場合を除き、王道なSEO分析ツールの中から、より自分に合ったツールの導入を検討することをお勧めします。
SEO分析ツールの基本的な機能とは
SEO分析ツールには以下のような一般的な機能が備わっています。
キーワード調査機能
ツール内でキーワードを検索し、関連するキーワードの提案や、そのキーワードに関連する競合サイトやランキングを表示する機能があります。
ランキングトラッキング機能
特定のキーワードに対するランキングの推移をグラフや表などで表示する機能があります。
サイト内分析機能
サイト内のSEO改善ポイントを表示し、HTMLタグの最適化や内部リンクの改善などを助ける機能があります。
バックリンク(被リンク)分析機能
競合サイトのバックリンクを分析し、リンクの質や量、関連性などを評価する機能があります。
コンテンツ分析機能
サイト内のコンテンツの分析を行い、キーワード密度や文章の長さ、外部リンクの数などを評価する機能があります。
ソーシャルメディア分析機能
ソーシャルメディア上のシェア数やいいね数、フォロワー数などを表示する機能があります。
これらの機能を使って、サイトのSEO改善に必要な情報を把握することができます。ただし、ツールによって備わっている機能は異なるため、自分の目的に合わせて適切なツールを選ぶことが重要です。
王道なSEO分析ツール3選
世界的に有名で、個人、法人問わず多くの利用者がいるSEO分析ツールは次のとおりです。
①SEMrush
SEMrushは、競合他社のキーワード、バックリンク(被リンク)、アドバタイジングキャンペーンなどを調査するためのツールで、世界中の企業やウェブマスターによって利用されています。
SEMrushは、2008年に設立されたロシアの企業です。競合分析やキーワードリサーチ、バックリンク分析などの機能を提供することに特化しており、世界中の企業やマーケターに利用されています。
SEMrush社の提供するツールの詳細は、こちらの記事で紹介しています。
SEMrushは、競合分析とキーワードリサーチにおいて非常に強いツールです。特に、競合他社の広告キャンペーンやリンク戦略を分析する機能が充実しています。また、自社サイトのSEO状況をトラックするためのツールも提供しており、オールインワンのSEOソリューションとして人気があります。
②Ahrefs
Ahrefsは、競合他社のキーワード、バックリンク、コンテンツ分析などを調査するためのツールで、多くのSEOプロフェッショナルによって利用されています。
Ahrefsは、シンガポールに拠点を置く企業で、2010年に設立されました。バックリンクの分析を中心に、競合分析やキーワードリサーチ、コンテンツ分析など、包括的なSEOツールを提供しています。
Ahrefsは、リンク分析において非常に強いツールです。特に、自社サイトや競合他社のバックリンク情報を分析する機能が充実しており、リンク戦略の改善に役立ちます。また、競合分析やキーワードリサーチなど、その他のSEO分野でも高い評価を得ています。
③Moz Pro
Moz Proは、キーワードリサーチ、ページオプティマイゼーション、バックリンクの分析など、包括的なSEOツールを提供しており、多くのウェブマスターによって利用されています。
Mozは、2004年に設立されたアメリカの企業で、SEO分野において包括的な分析ツールやリソースを提供しています。Moz Proは、キーワードリサーチ、ページオプティマイゼーション、バックリンク分析など、包括的なSEOツールを提供しています。 それぞれのツールベンダーは、SEO分野における包括的なツールやリソースを提供しており、多くの企業やウェブマスターに利用されています。これらのツールは、SEO分野における競争の激化に対応するために不可欠なツールとなっています。
Moz社の提供するツールの詳細はこちらの記事で紹介しています。
Moz Proは、キーワードリサーチやランキングトラッキングにおいて非常に強いツールです。特に、自社サイトのSEO状況を評価するための機能が充実しており、改善のためのアドバイスを提供してくれます。また、競合分析やリンク分析など、他のSEO分野でも高い評価を得ています。
【+α】Google Analytics
Google Analyticsは、Googleが提供している無料で利用できるウェブ解析ツールで、世界中の企業やウェブマスターによって広く利用されています。
今回はあくまで、SEOに特化した有料ツールを対象として比較していますが、SEO分析ツールに加え、Google Analyticsも合わせて使用することをお勧めします。
Google Analyticsについてはこちらの記事で紹介しています。
SEO分析ツールの選び方
SEO分析ツールを導入する場合、以下の点を考慮して選ぶことが重要です。
目的とニーズの明確化
導入するツールの目的を明確にし、必要な機能や情報を洗い出すことが重要です。例えば、キーワードリサーチや競合分析、リンク分析など、どのようなSEO分野に重点を置くかを決定する必要があります。
前述の通り、提供している会社のツールによって、その強み、特徴が異なります。
何を調査したいのか、分析したいのかを事前にしっかり考えた上で分析ツールを選ぶようにしましょう。
コストとコストパフォーマンスの評価
SEO分析ツールは、高価なものが多いため、コストとコストパフォーマンスを考慮することが重要です。必要な機能や情報を提供するものであること、コストを下げるための代替ツールやオプションがあるかどうかも調べる必要があります。
多くのSEO分析ツールは月額課金のプランで提供されていることが多いため、1ヶ月あたりどれくらいSEO分析ツールを用いた業務を行うか、というところから試算するようにしましょう。
特に、豊富な機能をもつツールを導入しながら、特定の機能のみを使用するのはコストに見合っているとは言えません。
また、ツールによっては外貨での契約となる場合があります。
その時の為替状況によっては、月当たりの費用が上下する可能性があるため、あらかじめチェックしておくようにしましょう。
ユーザビリティ
ツールの使用方法や使いやすさも重要なポイントです。直感的に操作できるかどうか、必要な情報を見つけやすいか、インターフェイスがわかりやすいかどうかを確認する必要があります。
ユーザビリティの良し悪しを確認するためには、以下の方法があります。
デモ版の利用
ツールには多くの場合、無料で利用できるデモ版が提供されています。デモ版を使ってツールの機能や使い勝手を確認し、自社のニーズに合うかどうかを判断することができます。
ユーザーレビューの参照
ツールの利用者が投稿したレビューを参照することで、実際のユーザーの声や感想を知ることができます。複数のレビューを読み比べることで、ツールの利便性や操作性についての情報を収集できます。
テストユーザーの利用
ツールのユーザビリティを評価するために、テストユーザーを使って実際に操作してもらうことができます。テストユーザーには、ツールの使い方に不慣れな人や、ツールを利用することが目的ではない人を選ぶことが望ましいです。
デザインの評価
ツールのデザインがわかりやすく、直感的に操作できるかどうかもユーザビリティの重要な要素です。ツールのデザインを評価するためには、デザインの専門家による評価や、ユーザビリティの専門家による評価を行うことができます。
以上の方法を組み合わせることで、ツールのユーザビリティのよしあしを確認することができます。特に、デモ版を利用することは、実際に手を動かして操作性を確認できるため、ユーザビリティの評価において非常に有効な手段です。
データ精度と信頼性
導入するツールのデータ精度と信頼性が高いことが重要です。特に、キーワードリサーチや競合分析のデータは正確であることが必要です。また、ツールの開発元の信頼性や安定性も確認する必要があります。
データ収集元の信頼性を確認する
データが提供されている元となるソースが信頼できるかどうかを確認することが重要です。例えば、政府機関や公式の統計データは、信頼性が高いと言えます。一方で、個人のブログやSNS上で拡散された情報は信頼性に欠けることがあるので、慎重に判断する必要があります。
データの取得方法を理解する
データがどのように収集されたかを理解することが大切です。例えば、SEO分析ツールで取得されるランキングやトラフィックデータは、ツールがどのような方法で収集したかによって、精度や信頼性が異なることがあります。
データの更新頻度を確認する
データの更新頻度が高いほど、現在の状況に近いデータを取得できる可能性が高くなります。更新頻度が低い場合、古い情報が含まれる可能性があるため、注意が必要です。
カスタマーサポート
ツールの導入後に問題が発生した場合、適切なサポートが受けられるかどうかも確認する必要があります。カスタマーサポートの質や対応力が高いツールであれば、トラブルを迅速に解決することができます。
カスタマーサポートの質を確認するためには、以下の方法があります。
ツールのサポート体制を確認する
ツール提供元が提供するサポート体制について調べ、対応時間や方法、対応言語などを確認することが重要です。また、サポート内容についても確認することができます。
多くの場合、公式サイトにサポート体制についての言及があります。また、多くの利用を検討する方によって問い合わされているため、公式サイトのQ&Aなどのページに具体的に記述がある場合があります。
サポート対応のレビューを調べる
ツール提供元のサポート対応に関するレビューを調べ、ユーザーの評価や意見を確認することができます。レビューサイトやSNSなどで、ユーザーが投稿した内容を参考にすると良いでしょう。
実際に問い合わせてみる
ツール提供元に問い合わせて、対応の速さや質、対応範囲などを実際に確認することができます。問い合わせ方法や内容によっては、サポート対応についての評価が得られます。
以上の方法を踏まえて、ツール提供元のサポート体制について確認することが大切です。特に、問題が発生した場合に適切なサポートが受けられるかどうかは、ツールを選ぶ上で重要な要素の一つと言えます。